林業の現場視察
お誘いをいただいて林業の現場を直接見に行くことになり、6月末に数日間長野で勉強してきました!
向かったのは北信州森林組合。
現場の人でも地元の人でもなく、その山を知っているわけでもない私。
林業について予備知識もあまりなかったです。
たった数日林業のことを学んだ女子大生が主観を発信するのは違う気がするので、見てきた現場の様子をブログに綴ることにします。
北信州森林組合さんは、日本の中でかなり林業のIT化が進んでいる団体です。
そもそも林業ってなんだろう?って人が行く前の私含めて大多数だと思うのですが、ざっくり言うと山の手入れをし、山を育てるお仕事です。
今の日本の林業は、自分の山にどんな木があるかもわかっていないのが現状です。(コンビニで例えるなら、自分の店舗にある在庫をあまり把握できていない感じ)
とりあえず、"ここが誰の土地かを明確にしましょう"ということを人力と先端技術で行っているのが北信さんの活動。
これは本当にスゴイ。
航空レーザー計測、ICT活用、SCMシステム、伐採ナビゲーション、スマホでの木材収穫情報管理etc...
元山岳部としては、山に地図を持っていくのは当たり前の感覚だったのでペーパーレス化に1番驚きました。現場測量の際も、紙面は使わないそうです。
確かに、全てをコンピュータのデータ上に記しておけば管理も修正もしやすい。
スマート林業実装の未来は近いです。
課題としては、
・各地域にある森林組合がそこまで手が回らない(土地の集約化に至っていない)
・市区町村の役所も同じく
・コストがかかる
・膨大なデータ容量
・事業体レベルでは維持不可能
といったところでしょうか。
また違う側面で山について知ることができてよかったです。
今回の視察で出会い、お世話になった方々に心から感謝です!
特に荒山林業さんありがとうございました。
また長野に遊びに行く日を楽しみにしています!
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読んでいただきありがとうございます。